もろこ寿司
大好物を発見!
小さい頃はどこの家庭でも事ある毎に作られていた記憶がある、もろこの押し寿司。法事だったり、人が寄る時には必ず出てきた。専用の木枠型があって、もろこの甘露煮と卵焼き(炒り卵だった気が)とでんぶは必須。酢飯にこの甘い具がマッチして、ああ刷り込み味だわ。
その頃は実家の前にある川も澄んでいて、近所のおっちゃんらが、大きな専用の網というか、もろこすくい?でもろこを取ってたわ。懐かしい。今じゃ作ってる人も少ないはず。そもそももろこがおらんもんね。
合わせてフナ味噌も。大豆と一緒に味噌で甘くコトコト煮て、フナの骨も溶けて食べられるようになるの。これも当たり前に食べてたけど、かなりローカルな食べ物だと知ってびっくり。
基本的に薄味好みなんだけど、考えたら刷り込み味はバッチリ甘辛だわ。どちらも今じゃほとんど食べる機会がない。自分で作れるようになりたいんだけど、そもそも当時のように気軽に材料が手に入らんし。
あとはナマズかしら?好きだったなー。おじいを思い出すわ。いつも持って帰ってきてくれてた。あ!それにかりもりも。酒粕と砂糖で漬けるんだけど、でら甘辛いの。笑えるほど。おじいがせっせと毎年仕込んでたわ。絵が浮かぶて。
かりもりや干し柿、銀杏もおじいの仕事だったから、もっといろんな事教えてもらえばよかったなって思う。思えば食いしん坊な人でした。
おじいにわたしのぬか漬け食べさしたかったなー。母方のおじいにも。今ね、でらうまく漬かっておいしいよ!ちなみにきゅうりはおかあ作だよ!みんなそれなりに元気でやっとるで!